手首の痛み　小指側　TFCC　腱鞘炎 - 高槻市の整体院なら女性専門の整体院天使のわ

手首の小指側では、ゴルフやテニスをはじめとするスポーツ、手をつくとき、パソコンの入力、鍋やスマホ、タブレットを持つ、雑巾をしぼる、掃き掃除といった様々シーンで痛みを感じることがあります。

そのうち治ると思って放置していると、意外と長引いて生活に困ることになります。

手首の小指側の痛みの中でも、当整体院で相談が多いのがTFCC損傷と腱鞘炎です。放置しているとなかなか治りづらく、再発しやすいものになります。

このブログでは、私の整体師としての知識と経験から手首の痛みの小指側について詳しく書いています。

手首の痛み 小指側

手首の小指側を傷めるケガや病気はいろいろありますが
主なものでいうと
【けが】
TFCC損傷
尺側手根伸筋炎・脱臼
月状三角骨靭帯損傷
有鈎骨鈎骨折

【使い痛み】
尺側手根伸筋腱鞘炎
尺側手根屈筋腱鞘炎

【関節の変形】
尺骨突き上げ症候群
豆状三角骨間関節症

その他にも神経障害やリウマチや痛風の炎症といったものがあります。

これだけ様々疾患があるということは、とても傷めやすい部位だということです。
また手首の小指側が痛む原因は、多岐に渡り特定することが難しい部位になります。

手首の小指側に痛みが出る原因

痛みが出るのは上記のように
●けが
●使い痛み
●加齢老化による変形
●病気（リウマチ・痛風）による痛み
が原因となります。

具体的なシチュエーションでいうと次のようなものになります
●手をついて転んだ
●ゴルフやテニス、バトミントンといった道具を使うスポーツでの受傷
●繰り返しの動き

ただ病院に行かれても、手首の小指側の痛みは原因不明と言われることもあります。

TFCC損傷

TFCCは「三角繊維軟骨複合体」のことを指します。
【TFCCの構造】
TFCCは、靭帯と関節円板から構成されています。
手首の外側の安定性と支持を保つ構造になっています。

①骨と骨どうしをつなぎ止めて、手首の安定性を保つもの
尺骨三角靭帯
尺骨月状靭帯
掌側橈尺靭帯
背側橈尺靭帯
尺側側副靭帯
三角靭帯
下の図の青い色の部分の靭帯になります。

②緩衝材としてクッションの役割をするもの
尺骨の上面にある関節円板

①と②が複雑な手首の動きに対してサスペンションのような役割をしているので滑らかな動きが可能となるのです。

【TFCCの損傷】
上記の①の靭帯のいずれかや②の関節円板の1つまたは複数に亀裂がはいったりして傷つくことによってなります。

【TFCCの症状】
重い物を持つ・パソコン操作・手首を小指側に曲げる・手首をひねる（ドアノブを回す・雑巾しぼり）といった動きで痛みが出ます。

35歳以下の無症状の人でも50％の人にTFCCの変成が認められたというデータもあるくらい傷める頻度の高い部位になります。
つまりはっきりとしたアクシデントがなくても知らず知らずの内に傷めていて、それがちょっとした生活習慣の積み重ねで痛みで感じ始めるという人も多いということです。

腫れていたり、痛みが強い場合は痛みの出る動きを避けて安静にする必要があります。

尺骨突き上げ症候群

尺骨突き上げ症候群は、TFCCの安定性が損なわれて尺骨がより手首側に向かって変性してきて圧力をかけてくるようになったものです。
主に加齢による老化が原因になります。

尺側手根伸筋腱炎

尺側手根伸筋腱炎はTFCCによく似た症状を出すものになります。
この尺側手根伸筋の腱鞘がTFCCと同じ部位を通るためです。

【尺側手根伸筋腱の構造】
筋肉は細い腱となって骨に付着しています。その際に腱は腱鞘という鞘（さや）状のものに包まれています。腱鞘のおかげで腱はで滑らか動き、そして関節を正確に動かすことができます。そしてさらにその上から支帯によって腱を安定化させ保護しています。

尺側手根伸筋は手首を反らしたり、小指側に倒したりするときに作用します。
さらに手の平を上に向けるように手首を返し物を持つ動きをすると、尺側手根伸筋腱を緊張させて手首を安定させます。

【尺側手根伸筋腱を傷める原因となる動き】
●手首を反らす
●手首を小指側に曲げる
●手首を返す動き
●ラケットを使うスポーツ
●手の平で物を下から持ち上げる
●料理をする際にフライパンをふる
これらの動きを繰り返していると
腱鞘や支帯といったところに摩擦が生じて炎症が起きてしまいます。
激しい動きをすると腱鞘が切れて脱臼することになります。

病院に行った方がいいもの

●手をついて転んだことがあったり、打ち身になったいった外傷
●炎症や腫れなかなかおさまらない
●痛みがどんどん増す
といった場合は、リウマチやわずかな骨折を伴っている場合もあるで自己判断するのではなく医療機関に相談してください。

ただTFCC損傷、尺側手根伸筋炎・脱臼、月状三角骨靭帯損傷は骨折といった骨の損傷ではないのでレントゲン画像では、診断がつかなかったり原因不明とされることもあります。

手を専門とされている整形外科があります。お困りの際には一度専門の医師に相談されてもよいのではないでしょうか。

小指側の手首の痛みは整体で改善できます

負担の大きい動きや使いすぎを控えて、積極的に手や手首を休めるようにしましょう。
関節が変形してくるようなものの場合は、早めの対処によって関節の変形を防いだり軽度にとどめられることもあります。放置せず変形する前に対処しましょう。

自分では普段特別手や手首を酷使する生活をしていないと思っていても、意外と手や手首の負担になる動きは多くあります。
痛みが出始めると家事や仕事で不便を感じ生活に支障が出てきます。

また時間の経過とともに、治りづらくなるものもあります。

小指側の手首の痛みお困りでしたら、一人で悩まず整体にご相談ください。

――――――――――――――――――――――――――――――
この記事を書いたのは
女性専門の整体院天使のわ　院長：田代幸美
Certifide Chiropractic Practitioner
Certifide Osteopath
Professional Craniosacral Practitioner
――――――――――――――――――――――――――――――

手首の痛み小指側を改善する整体を受けたい方へのご案内はこちら

【コース・料金】

初回検査料3000円＋施術料6600円

ただいま、初回検査料3000円を無料にさせていただいております。

初めての方へ

天使のわのは、家事、育児、お仕事に忙しい女性のための整体院です。
そして疲れていたり、こり、痛みやしびれ、更年期の症状、自律神経の失調など辛いところのある方のための整体院です。
そんなあなたの心と体にしっかり向き合い、毎回全身をみていき、より少ない回数で、より快適な状態になれるようにと考えたお時間の設定となっております。

【アクセス】
※さらに詳しいアクセスはこちら
住所：高槻市氷室町2丁目2－8エンジェルシップB号室
駐車場：無料駐車場あり