何をしても冷えが取れない原因は脳?

「冷え性の原因は脳にある」と言われたら驚きますか?

「昔から手足が冷たいんです」
「靴下を何枚も履いても冷えが取れなくて…」
「冬だけじゃなく、夏でもクーラーで一気に冷えてしまう」
「血行が悪いって言われたけど、どうしたらいいかわからない」
「体質だから仕方がない」

当院には、こういった“冷え性”で長年悩まれている女性が本当にたくさんいらっしゃいます。 そしてカウンセリングでお話を聞くと、ほとんどの方が 血行が悪いのが原因 女性だから仕方ない 末端の問題だと思っていた と言われます。

でも実は、冷え性の本当の原因は “脳”にある場合がとても多いのです。
手足の問題でもなく、血管だけの問題でもなく、筋肉の問題だけでもない。
体温調整をしているのは、ほかならぬ 脳の自律神経 だからです。

今回は整体師という立場から、 「冷えの原因は脳にある」 というお話を、できるだけわかりやすく書いていきます。 あなたの冷えが、“努力しても改善しなかった理由”が見えてくるかもしれません。

冷えの原因が脳(自律神経)の乱れって本当なのか?

一般的に冷え性というと
血流が悪い
筋肉が少ない
低血圧
貧血
ということから日本人女性は冷えやすいといわれています。
もちろん、これらの要因も関係しています。
ですが・・・これだけが原因なのではなく実は“結果”であることが多いのです。

冷え性の正体は「体温調節がうまくいっていない状態」のことなのです。
どういうことか・・・というと
人体の中で体温調整を担当しているのは、脳の「視床下部」という場所です。

視床下部は脳の中でも生命活動に直結する重要な役割を持っています。
体温調節
食欲・満腹の調整
水分量・血圧の調整
ホルモン分泌の管理
睡眠リズム(体内時計)
など、生きるために欠かせない働きをしている「生命維持センター」なのです。

そして視床下部(ししょうかぶ)と自律神経は、人の体の「自動調整システム」を動かす中心とコントロール役の関係にあります。わかりやすく言うと、
視床下部=司令塔(コントロールセンター)
自律神経=視床下部の命令で動く実働部隊
つまり自律神経の上位に位置するのが視床下部の命令系統ということになります。

なので視床下部が上手に働いていると
寒ければ血管を縮めて体温を逃がさない
暑ければ汗をかいて放熱する
手足と内臓の温度のバランスを調整する
といった機能が自動的に行われることになるのです。
しかし 視床下部の働きが乱れると、“必要なときに必要な温度調節”ができなくなる ため、いつまでも手足が冷たい、全身がゾクゾクする、といった状態が続いてしまうのです。

つまり冷え性の根本の根本は、「脳が体温調整をうまく働かせられなくなっている」この一点に尽きることになるのです。

なぜ脳(自律神経)が乱れてしまうのか?

冷え性の女性のほとんどに共通しているのが、 この「自律神経の乱れ」です。 では、なぜ乱れてしまうのか? 当院では、以下のような原因が多いと感じています。

① ストレスの積み重ね
ストレスが続くと、脳は休む暇をなくします。 家事、育児、仕事、人間関係、将来の不安… 女性は特に“考える時間が長く、脳が休みにくい”傾向があります。脳が休めなくなると、自律神経の司令塔である視床下部が疲れてしまい、
体温調整の命令が乱れます。

② 睡眠不足
睡眠の質が落ちるほど、体温調整は乱れます。 夜中に目が覚める、寝つきが悪い、朝スッキリしないといった状態だと、自律神経は回復しません。「冷え性だけど寝つきはいいよ」という方でも、
“眠りが浅い”タイプという方はとても多いです。

③ 姿勢の悪さ
筋緊張 猫背・巻き肩・ストレートネックなどの姿勢が続くと、 首の付け根や背骨まわりの筋肉が硬くなります。 ここには自律神経がたくさん集まっていて、筋肉がこり固まるだけで
“脳の命令が体に伝わりにくくなる”ことがあります。 特に女性は肩こり・首こりが慢性化しやすいため、 知らないうちに自律神経の働きを邪魔してしまうのです。

④ 呼吸が浅い
ストレス・姿勢の悪さ・緊張などがあると、呼吸が浅くなります。 呼吸が浅い=副交感神経が働きにくい(リラックスしていない)ということです。 副交感神経が働かないと、体温調整はうまくいきません。
呼吸を整えることは“冷え性改善の隠れたカギ”と言ってもいいくらいです。

末端冷え性も同じ?

あなたの冷え性は「本当に末端だけの問題」でしょうか?

女性の冷え性は複雑です。 血行、ホルモン、自律神経、ストレス、睡眠、姿勢これらが全部つながっています。 だからこそ、 「冷え性=脳(自律神経)の問題」という視点を持つだけで、改善への方向・改善への取り組みがガラッと変わります。
それによってあなたの冷えは大きく変わる可能性があります。

手足だけ温めても冷えが取れない理由

冷え性の女性がよくされている対策としては、
靴下を重ねる
カイロを貼る
温かい飲み物を飲む
お風呂にゆっくり入る
などがあります。
これらはすべて良い習慣ですし、必要なことでもあります。

でも、これでは冷えが一時的にやわらぐだけではありませんか?
改善しない理由は「手足は冷えている“結果”であって“原因”ではない」からです。
原因は脳(自律神経)。 そこが整っていないと、いくら温めてもすぐ冷えてしまいます。 施術をしていても、足首を緩めても冷えが戻る、お腹を温めても一時的、ふくらはぎをマッサージしても改善しない、といった方は、ほぼ確実に“脳の疲労”と“自律神経の乱れ”がみられます。

脳と自律神経の乱れは体のどの部位に現れるのか?

脳と自律神経の乱れは、次のように体に現れます

① 首の付け根・背骨
背骨には自律神経がたくさん走っています。 姿勢が整っていると“脳の命令がスムーズに体に届きやすく”なります。

② 呼吸に影響する胸まわり・肋骨
呼吸は副交感神経のスイッチを入れるために重要です。

③ 頭の緊張
脳疲労が強いと 頭皮や後頭部の筋肉がガチガチに固まっています。 頭の緊張がほぐれていると脳の負担が減り、 “体温調整のスイッチが入りやすくなった証拠”でもあります。

④ 内臓の働き
自律神経は内臓とも直結しているため、 お腹の硬さや緊張は体温の乱れに影響します。

脳の疲れが取れると、冷え性はどう変わる?

脳の働き=自律神経が整い始めると、 体は以下のように変わっていきます。

手足がじんわり温かくなる
朝の冷えが軽くなる
生理前の冷えが弱くなる
お腹や腰が温まりやすくなる
寝つきが良くなる
目覚めが楽になる

これは “冷えが改善する準備が整った状態” です。
体温調整のスイッチが入り、 必要なときに体が自動で温まるようになると、ようやく「冷え性から抜け出せる」ようになるのです。

こんな冷えでお困りの方は一度ご相談ください

何年も冷え性が続いている
冬だけでなく夏も冷える
靴下を重ねても効果がない
睡眠が浅い・寝ても疲れが取れない
手足だけでなく
お腹や腰も冷たい
ストレスが多く、リラックスが苦手
生理の時期に冷えが悪化する
どれか1つでも当てはまる方は、体ではなく脳(自律神経)のケア が必要かもしれません。

整体は骨や筋肉だけを整えるもの…と思われがちですが、 実は自律神経のバランスを整えることがとても得意です。

「体の冷え」は“あなたのせい”ではありません。 何枚靴下を履いても、 温かいものを飲んでも、 血行を良くしてみても、 冷え性が改善しない女性が多いのは、
“原因が手足ではなく脳にあるから”です。 あなたの身体はまだ変われます。 冷えが当たり前になっている毎日から抜け出したい方は、 ぜひ一度ご相談ください。
あなたの体が“本来の温かさ”を取り戻せるように、 丁寧にサポートさせていただきます。

自分一人で頑張らなくても大丈夫ですよ。
体を根本から整えるお手伝いをしています。
ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いたのは
女性専門の整体院天使のわ 院長:田代幸美
Certifide Chiropractic Practitioner
Certifide Osteopath
Professional Craniosacral Practitioner
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