足をひねった後から足首の不調が続く|痛み・硬さ・違和感の原因と対処法
「以前、足をひねったことがあるけれど、病院には行かなかった」
「歩けたので、たいしたことはないと思ってそのままにした」
「そのときの痛みはなくなったけれど、足首が以前より硬い」
「今でも長く歩くと足首が痛い、何となく違和感がある」
このようなことで悩んでいませんか?
当院にも、
「昔、足をひねったことがあります」
「たぶん捻挫だったと思いますが、病院には行っていません」
という方が多くいらっしゃいます。
足をひねった直後は、痛みや腫れがあっても、数日からしばらくすると楽になってくることがあります。 すると、「もう治ったのだろう」 と考えて、そのまま普段の生活に戻ってしまいます。
ところが、何年もたってから、
「足首が硬い」
「歩くと違和感がある」
「片方の足だけ疲れる」
「段差で足首が不安になる」
など、以前とは違う感覚を訴える方もいます。
では、足をひねったときに病院へ行かなかった場合、今の不調をどう考えればよいのでしょうか。
足をひねったからといって、必ずしも捻挫だったとは限りません
まず知っておいていただきたいのは、「足をひねった」という出来事と、「捻挫をした」という診断は同じではないということです。
足首をひねったときには、関節の周囲にある靭帯などの組織に負担がかかることがあります。 一般的に、関節を正常な範囲を超えてひねったことで、靭帯などを傷めたものを捻挫といいます。しかし、実際にどの部分がどの程度傷ついているのかは、当時の状態を確認しなければ分かりません。受傷時に病院を受診していなければ、「靭帯を傷めていたのか」
「どの程度の状態だったのか」 「そもそも捻挫だったのか」 を今から正確に判断することは難しい場合があります。
特に、
「歩けたから大丈夫」
「それほど腫れなかったから軽い」
「数日で痛みが減ったから問題ない」
と自己判断していると、
どのような状態だったのか分からないまま時間が経ってしまいます。 もちろん、足をひねったすべてのケースで大きな問題が起こるわけではありません。 自然に回復して、その後何も問題なく過ごせる方もいます。
ですから、何年も前の出来事について、「やっぱりあれは捻挫だったのだろうか?」 と考え続けるよりも、今の足首にどのような不調が生じているのかを見ることが大切です。
「歩けたから大丈夫」と、そのままにしていませんでしたか?
足をひねったときに病院へ行かなかった方には、共通するパターンがあります。
「歩けたから大丈夫だと思った」
「それほど腫れなかった」
「数日たったら痛みが減った」
「仕事や家事が忙しくて病院に行けなかった」
「病院へ行くほどではないと思った 」
「湿布を貼って様子を見た」
このような理由で、そのままにしてしまうのです。 そして、痛みが少なくなると、「もう治った」 と思ってしまいます。
もちろん、足をひねったすべての人に、その後の不調が残るわけではありません。 自然に回復して、その後何も問題なく生活できる方もいます。
しかし、ここで注意したいのが、痛みがなくなったことと、足首が以前と同じように動くことは別だということです。
痛みが軽くなれば、日常生活には戻れます。 しかし、足首の動かしにくさや左右差、体重のかけ方の変化、無意識に足をかばっている動きなどが残っていることがあります。
本人はそれを「治った」と思っているため、何年も気づかないこともあります。
その状態が長く続けば、将来の立ち方や歩き方、体重のかけ方などに影響することがあります。
足をひねった後、今もこんな症状がありませんか?
足をひねった後に残りやすい不調には、痛みだけではありません。痛みがなくなっても、足首が元通りとは限りません
現在の足首について、次のようなことはありませんか?
足首が以前より硬くなった
足首を曲げにくい
正座やしゃがむ動作がしにくい
歩くと足首に違和感がある
長く歩くと足首が痛くなる
足首が腫れぼったく感じる
左右の足で動き方が違う
片方の足だけ疲れやすい
足首に力が入りにくい
段差で足首が不安定になる
「また捻りそう」と感じる
昔の足首のケガが最近になって気になってきた
このような状態があるからといって、必ず過去足首を捻って放置したことが原因になっていることがあります。
ただ、足をひねった経験があり、その後から足首の状態が変わったのかもと感じているのであれば、一度現在の足首の状態を確認してみることは大切です。
現在の足首の状態を見たうえで、その原因を考える必要があります。
足をひねった後も現在も強い痛みや腫れがある場合は、まず医療機関へ
ここは大事なところです。足をひねった後、
強い痛みがある
腫れが強い
体重をかけられない
歩けない
時間がたつほど痛みが強くなる
明らかな変形がある
痛みが長く続いている
といった場合には、自己判断せず、まず医療機関に相談してください。
足をひねった場合、靭帯だけでなく骨などを傷めている可能性もあります。
「歩けるから大丈夫」と自己判断せず、必要な場合には検査を受けることが大切です。
特に、今まさに足をひねったばかりで強い痛みや腫れがある方は、医療機関で状態を確認することをおすすめします。
昔足をひねって、今は歩けるけれど不調がある場合は?
ここが、今回の記事を読んでいる方に一番お伝えしたいところです。
例えば、
「10年前に足をひねった」
「そのときは病院に行かなかった」
「普通に歩けるようになったので、そのままにした」
「でも今も足首が硬い」
「長く歩くと足首が疲れる」 というケースです。
「今、足首が硬い」 「今、動かしにくい」 「今、左右差がある」 「今、歩き方が変わっている」 という現在の状態については、今の現状に向き合い将来の不調を防ぐことが大事です。
昔からそうだからと諦めるのではなく、 今困っていることからこそ考えていくことが大切なのです。
昔の足をひねった経験が、今の足首の使い方にこのように影響している
足をひねった直後は、痛みがあるため無意識にその足をかばいます。
痛い足に体重をかけないようにしたり、足首を動かさないようにしたりするのは、体を守るための自然な反応です。
しかしその後、痛みがなくなっても、そのときの使い方のクセが固着して残っていることがあります。
当院でも、過去の足のケガについて、「もう昔のことだから関係ないと思っていました」 とおっしゃる方が少なくありません。しかしその影響は確実に残っています。
例えば、
片方の足に体重をかける
足の外側に体重が乗りやすい
足首を十分に動かさず歩く
左右で歩幅が違う
片方の足だけ疲れやすい
といった変化です。
もちろん、こうした状態が必ずしも過去のケガによるものとは限りません。
しかし、足をひねった経験があり、その後から足首の動きが変わったと感じている時期があるのであれば、一つの可能性として考えることができます。
「昔のことだから関係ない」とは限りません 。
「もう20年も前のことです」
「学生の頃に捻挫しただけです」
「若い頃のスポーツで何度か足をひねりました」
このような方もいらっしゃいます。
このような方の中には特に40代、50代、60代になると、「若い頃は何ともなかったのに、最近足首が気になる」 ということがあります。
これは年齢とともに筋肉や関節の状態が変わることもありますし、日常生活での運動量や体の使い方、疲労の蓄積、女性ホルモンの影響によって身体の状態が変わってくるからです。
年齢とともに昔の固着した動きを全身でかばいきれなくなるのです。
足首の問題が、今の膝や腰の負担につながることもあります
足首は、立つ・歩くという動作の土台になる部分です。
そのため、足首の動きや体重のかけ方が変わると、歩き方や立ち方にも変化が出ることがあります。
たとえば、無意識に足をかばうことで、
・片側に体重をかける
・足の一部分に負担が集中する
・歩幅が変わる
・体のバランスが変わる
といったことが起こる場合があります。
その結果、足首だけでなく、膝や股関節、腰などに負担を感じることもあります。
私は整体師として、足首の捻挫後になかなか引かない痛みや腫れ、硬くなった足首の影響で、膝や腰にも不調を抱えている方を何人も診てきました。
だからこそ、足首の不調をのことだから」「足だけの問題」と考えず、体全体の動きも含めて確認することが大切だと考えています。
「痛みを取る」だけでなく、足首がどう使われているかを見ることが大切です
足をひねった後の不調が長く続いている場合、現在どのように足を使っているのかを見ることも大切です。
例えば、
立ったときの体重のかかり方
歩くときの足のつき方
足首の動く範囲
左右の足の動き
膝や股関節の動き
骨盤、背骨や首といった体全体のバランス
などに影響が出るのです。
今の状態を良くしていくには「足首が痛いから、足首だけを見ればいい」とは限りません。 昔のケガだけを見るのではなく、現在の体全体の状態と合わせて考えることが大切です。
「足をひねったことがある」 という過去の出来事だけではなく、「今の足首や体の使い方を確認してみる」 そのような考え方をおすすめします。
足をひねった後から足首の不調が続いている方へ
「足をひねったけれど、病院には行かなかった」
「たぶん捻挫だったと思うけれど、本当に捻挫だったのかは分からない」
「痛みはなくなったけれど、足首が以前より硬い」
「今も歩くと違和感がある」
「昔の足首のケガが、最近になって気になる」
このような方は、決して珍しくありません。
一人で「昔の捻挫のせいなのかな」と悩み続けなくても大丈夫です。
たいてい昔の悪さは、凝り固まって固着しているので、自力で回復は難しく整体のような他力によってほぐしゆるめていくことが必要になります。
過去のケガを正確に判断できない場合でも、現在の足首の動きや体の使い方を確認することはできます。
また、整体では昔の古傷をときほぐし正常な動きを取り戻していくこともできます。
足首の痛みや硬さ、違和感を「昔のことだから仕方がない」とあきらめていませんか?
足をひねった後から足首の不調が続いている方、病院には行かなかったけれど今も足首が気になる方は、一人で悩まずご相談ください。
足首の状態を確認し、今の体に何が起きているのかを一緒に考えていきましょう。
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この記事を書いたのは
女性専門の整体院天使のわ 院長:田代幸美
Certifide Chiropractic Practitioner
Certifide Osteopath
Professional Craniosacral Practitioner
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